月組「ゴールデン・リバティ/PHOENIX RISING」

壁の飾りをかえました。

月組「ゴールデン・リバティ/PHOENIX RISING」宝塚大劇場

トップスター鳳月杏さん、娘トップ天紫珠李さんの大劇場お披露目公演です。

「ゴールデン・リバティ」は西部劇仕立てになっていて、その中に古き良き時代のアメリカ・ミュージカル映画の要素が織り込まれて、楽しく見れる作品でした。

鳳月さんは入団19年でトップ就任。芝居巧者、歌唱上手、男役の色香、そして超絶に脚長スタイルとなんでも揃った貫禄です。天紫さん、大柄で華やかで鳳月さんとの並びが様になっています。

院長の好きな風間柚乃さんが2番手になられました。風間さん、本当に何でもできる方です、いい芝居をされるのです。

さすが「芝居の月組」で皆さん演技の作り込みが深い。西部劇では緊迫感やスピードが随所にあり、そしてサーカス場面はコミカルで古き良き時代のアメリカ・ミュージカル映画の要素が感じられるのです、特にベテラン佳城葵さん、サーカス団長の役がアメリカ映画そのもの!巧い!礼華さん・彩海さんのならず者役、絶妙な小物感を演じておられるのが味わい深いです。

あと公演プログラムには役柄につき細かく紹介されています、大野先生の月組メンバーに対する愛が伝わってきて、ここを読むのも楽しいです。

ショーは「PHOENIX RISING」、豪華豪華なショーです。金ピカで人数も多くにぎやか。フェニックス鳳凰が色んな国を廻ってゆき、その各国にちなんだナンバーと踊りが取り上げられます。目まぐるしくてついていけないほど。中詰めでは客席降りもあります。あと何回かチャンスがあるのでしっかり観てゆきたいと思います。

今回退団の春海ゆうさんと朝陽つばささんの場面があります。同期どうし春海さんと夢奈さん、朝陽さんと英さんが銀橋渡り、感動ものです。

素晴らしい新生月組の舞台、機会がありましたらぜひご覧ください。

(2024.11.20 院長)

 

 カテゴリ 宝塚歌劇

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